スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宇宙船

ひとは一人に一つ。
宇宙を持っている。
その宇宙にはそのひとが物や人と出会ってできた、
特別な一番星が、いくつも、いくつも浮かんでいる。
いろんな色。いろんな形。決まり事なんて何一つなくて、
みんなそれぞれ一個一個がスーパースター並みのこだわりと、信念を持って浮かんでいる。

お隣さんの宇宙と宇宙の間は、限りなく透明に近いオレンジ色で、
そのオレンジ色はとってもやさしい色だけど、
無理やり入ろうとしたり、
時間をかけたりしないで入るとすぐに破れる。

限りなく透明に近いオレンジ色を元に戻すのはとても難しくて、
人間の中にある軟骨みたいに、壊れたら張りぼてで誤魔化さないといけなくなる。
その間もその隙間から容赦なく
別の宇宙からの侵略は続く。

本当は、
限りなく透明に近いオレンジ色はとてもよくできているので、
大気圏みたいに人や物を燃やすことなんてなくて
ちゃんと入口からそっとノックをして、
「こんにちは」って入れば
自分の星をおすそ分けしたり、
星を交換したり、
誰かと新しく星を作ることもできる。

特別に、お隣さんの宇宙がモノクロになってしまったり、宇宙全体が雨が降り続けるような時には、
テロリスト並みの勢いで、限りなく透明に近いオレンジを破ってもいいことになっている。
その時二つの宇宙は渦を巻くように一体化して、
色のなかった星には色を足し、太陽がなかった空には太陽を半分分ける。
人の宇宙は一つの宇宙で使うのではもったいないくらい綺麗だから。
…一つでは多すぎる。半分はそのままで…
半分色を分けたって、半分太陽をあげたって、全然へっちゃらなんだよ。

その時は神様が特別に、限りなく透明に近いオレンジをとびっきりやさしい息で直してくれるんだ。
でも、神様にはもちろん嘘はお見通しなので、
少しでもよこしまな気持ちで破ったら、二つとも色も、太陽も消えてしまう。

そんな宇宙を何億個も載せている地球は、大きな宇宙船で、
それを上から眺めたら、きっと窒息するぐらい綺麗だろうな。
綺麗だろうな。

わたしはただそういいたいだけなんだ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

chibiccomarippe

Author:chibiccomarippe
犬塚麻里といいます。

服を作っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。